Casting Jacket

Casting Jacket : Beige

 Casting Jacket

No: 19106
Price: ¥43,000 + tax
Col: Beige / Khaki
Size: 1,2,3
Main fabric: Cotton Cordura / Japan
Country of origin: Japan


Corduraとは、アメリカはインビスタ社の商標です。

Corduraナイロンは極めて高強度な繊維であり、一般的なナイロンとの比較では実に7倍の強度を誇るとのこと。故に、ミリタリーやアウトドアといった極限下での使用に耐えうる繊維として、世界中で使用されている繊維です。

一方で、T&Sではエージングによる洋服の「味わい」に気を使わなければなりません。そこで、ハイテク(ナイロン)にローテク(綿)を掛け合わせることで問題点をクリアした素材です。


正確なキャスティングが求められる渓流において、毛鉤を狙い通りキャストさせるためのジャケット。

Castingを考えた時「肘を上げたその独特の動作を妨げてはいけない」ということが大前提にきます。つまり「運動量」に対するアプローチが重要となるわけですが、単にそれを優先させるだけでは「洋服」の域に達さない、、、

通常 T&Sではアウターは「2枚袖」といわれる2枚接ぎの立体的な袖を採用していますが、Casting Jacketに関してはあえて「1枚袖」としました。

これは、シャツと同様の構造で運動量の確保がし易いことが挙げられます。反面、立体的という見地からは離れてしまうのがデメリットでしょうか。つまり、人体の立体構造に即したシルエットでない代わりに、運動量を確保するのです。

ここで上記の写真を見ていただきたい。側面からのアプローチですが、袖が前方に振れているのが見て取れます。これは袖の筒部分を「捻る」ことで「1枚袖でありながら立体的な袖付け」がなされているということを意味し、Casting Jacketに搭載された機構の1つです。

袖の設計だけで運動量が確保されるわけではありません。キャスティング に必要な分量は脇下からも補います。上記写真で盛り上がっている分量が「マチ」の働きをし、背面のアクションプリーツも然りです。このように洋服としての「総合的」なアプローチによって、「機能性」と「洋服としての佇まい」を両立し、Casting Jacketは製作されています。

「ギア」の前に「洋服」である為に。

Fly Box が入る大きめのポケットが備わり、フラップテープには必要に応じて、フォーセップなどを吊り下げてもいいだろう。袖のポケットには、小物類を忍ばせておきたい。

このブランドネームは「渓流」に特化した商品であることの証です。

Casting Jacket & Wading Vest

同じく渓流に特化したネームを持つ『Wading Vest』とのコンビネーション。

これ、カッコいいです!


  • 多少の寸法の誤差、および個体差がありますが、全て検品済みで許容内での変動になります。ご了承下さい。
  • お使いのPC環境によって、色の再現性が異なる場合がございます。

Casting Jacket” への4件のコメント

  1. 手に入れました。
    腕を後ろに振った時も突っ張らない肩の感じがとてもいいです。
    着丈もウェーディングにも適しているし、街着にしてもちょうどベルトに重なるくらいなので違和感ありません。
    これはもうお気に入りの1着になりそうです。
    ただ一つ望むなら、上着として着るには、ハンドウォーマーポケットがあれば、と思いましたが、ここは意図があったのでしょうか?気になります。

    1. 川原 康夫 様

      ご連絡ありがとうございます。TAKE&SONS 山沢といいます。
      また、Casting Jacketをご購入いただき本当に感謝しております。

      ハンドウォーマーが無い理由としましては、

      ①身生地が切れる可能性が高い。(パッチポケットの脇から手を入れる想定です。)
      ②胸位置のポケットになるので構造上、手をすっぽり入れれないかもしれない。

      という事が挙げられます。
      まず、①身生地が切れる可能性が高い。ですが、ウエストより高い位置、特に胸付近のポケットに手を入れるのは男性の場合は女性と比較して「大変」だと言われています。
      文字にすると伝わりにくいかもしれませんが、女性がバッグを持つ姿勢に肘を曲げた状態で持ち手を通して、ちょうど肘の反対側、肘窩(ちゅうか)にバッグをぶら下げて歩いているのをよく見かけませんでしょうか?

      女性はこの持ち方が楽なんだそうです。実験ではこの持ち方では男性より女性の方が長い時間荷物を持て、かつ重い荷物も持てるとのデータもあります。
      この違いは、男女の筋繊維の違いが挙げられます。女性の方が筋繊維が細い関係でこの姿勢を保てるのだそうです。一方、男性は肘を曲げた姿勢をキープすると腕が疲れてきます。痺れるような感じといいますか、なんか不快な感じです。正座で脚が痺れるのも同じような現象かもしれません。

      胸位置のハンドウォーマーに手を入れた際も、このように肘を曲げた状態になります。流石に痺れるまで入れませんが、無意識に身体は反応します。そうするとポケットに入れた手は下がります。その時にハンドウォーマーポケット口の下側で腕の重さを支える事になるんです。事もあろうにこの部分は構造上「点」で支える事になるんです。そこで身生地が耐えられなくなると切れるんですね。

      かかった「力」を分散できる構造が見つかればいいのでしょうが、今のところデザインを邪魔しない方法で、胸位置のハンドウォーマー設置の答えは出ていません。(ウエストから下であれば問題ありません)

      ですので、胸位置にハンドウォーマーが付いているのは合繊のジャケットが一般的かと思います。合繊は綿などの天然繊維と比較して遥かに強度に長けていますので。
      今や古着でしか拝見する事がなくなった、かつての貴重なコットンジャケットにも胸位置にハンドウォーマーが付いているのがありますが、お持ちの場合は必ず切れますのでご注意いただけたらと思います。

      次に②ですが、これらの危険性をおかしてまで設置したハンドウォーマーも胸位置では「手」を入れきれないサイズになる事があります。表に見えるパッチポケットよりもハンドウォーマーはどうしても小さくなるので。
      私が持っているジャケットも手のひらの半分くらいしか入りません。それも微妙ですしね、、、

      T&Sではあえて合繊100%のジャケットは製作しておりません。天然繊維が持つ「味わい」を重視しているからです。Casting Jacketには強度を補う為にコットンにCorduraナイロンを混紡してあります。しかしながら「見え方」はあくまでコットンを保っています。この範疇である事が私的には重要なのであります。

      「渓流でも街でも着れる」と仰っていただけたこと、大変嬉しく思います。
      それは「ギア」が「ファッション」として成立している事であり、私どもが掲げる「Heavy Dutyと日常の接点を見出したい」というスローガンそのものなのです。

      長々と失礼しました。
      文才が無く、伝わり難い部分があるかもしれませんが、以上が私なりの理由となります。
      ご理解をいただけたなら幸いです。宜しくお願いいたします。

      1. 丁寧な説明ありがとうございます。
        私もモノづくりを職業としているので、由来が分かるとより一層愛着がわくように感じます。

          -  
      2. 川原 様
        私の方こそありがとうございました。
        今回は貴重なご意見をいただきました。今後に役立てられるように頑張ります!
        今後ともT&Sを宜しくお願いいたします。

          -  

コメントを残す