
HEATHER COTTON OVERALLS
ドイツ発祥の旧式織機・ションヘルが残る街があります。
尾張一宮市を中心とする尾州地域は、ハダースフィールド(イギリス)・ビエラ(イタリア)と並んで、世界三大毛織物産地と呼ばれるエリアです。この地に残る旧式織機・ションヘルを使って毛織物ではなく、綿織物を作る。ここに本作の特異性があります。

TAKE&SONSの綿織物は遠州地域・泉州地域がメイン産地です。
尾州地域なら、また違ったフィーリングの綿織物ができるのではないかと考えました。
ションヘル織機は、手織り織機に動力を加えただけのシンプルな構造と言われています。歴史を振り返れば、現在主流の革新織機(高速織機)ができるずっと以前の、明治大正時代から1960年代あたりまでに活躍した織機ということになります。現存する数少ない貴重なションヘル織機は、経糸の張力が弱く、織るスピードもゆっくりなことから、糸にかかるテンションを限りなく少なくすることができます。このようにして織られた生地には、十分な空気が取り込まれており、しなやかで膨らみのある生地に仕上がるのです。
唯一の問題は、そこにかかる手間と時間がコストに跳ね返ってくることでしょうか、、、

表側からは一見シンプルに見えるビブですが、内側にハンドウォーマーが仕込まれています。

フライフロント仕様も、TAKE&SONSの他パンツと共通ディテールです。
綿の杢糸を使用していますので、通常の綿織物のベタな表情と違い、毛織物のような複雑な表情が特徴です。

天然の椰子から削り出した釦を使用しています。表面を見てもらうと木目が見て取れるはずです。
繰り返し釦に触れる度に指の油分が釦に移り、光沢が増し、色味は変化していきます。これもエージングを目的としたものです。

ピスポケットはTAKE&SONSの他パンツと同じく細玉仕様です。このように玉縁が細く仕上げられたパンツを古着屋さんで見かけたことがあると思います。一方で、新品の洋服ではあまりお見かけしないのではないでしょうか。その理由は、細玉を機械で縫えないことに尽きます。手作業でやる為の高い技術力に反比例するように生産効率が著しく落ちるので、今となっては貴重なディテールになったのです。これは、縫製に手間と時間をかけている証拠と言えます。

裾をロールアップにすると、裏地が覗きます。ショルダーテープや裏地とカラーマッチしますので、着こなしのアクセントにしてみてください。

厚手のコットンツイルで総裏仕様となります。

過去の技術で作られた最高の綿織物がここにあります。
生産効率が求められる時代になって、何か大切なものを過去に忘れてきてしまったのではないでしょうか。
未来がより良いものであるならば、私にとっての未来のひとつは、ションヘル織機が普通に稼働していた時代だったのかもしれません。
| 商品名 | HEATHER COTTON OVERALLS |
| 品番 | 25305 |
| 価格 | ¥83,000 (税込 91,300) |
| 展開色 | ストライプ チェック |
| 展開サイズ | 1・2・3・4 |
| 主要素材 | 綿100% |
| 原産国 | 日本製 |

Stripe

Plaid
| サイズ | ウエスト | 股下 | 渡り巾 | 裾巾 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 114 | 77 | 40.5 | 25.5 |
| 2 | 118 | 77 | 41.5 | 26 |
| 3 | 122 | 77 | 42.5 | 26.5 |
| 4 | 126 | 77 | 43.5 | 27 |
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