BOILED WOOL JACQUARD HOODWARMER

布帛のジャカードと同じく、ニットにもジャカードがあります。

ジャカード織機は、1801年 フランスの発明家・Joseph Marie Jacquard氏によって発明された歴史のある技法です。
プリントは、どうしても表面的でフラットな柄表現になりますが、ジャカードは織機・編機ですので、立体的な柄表現が可能です。どちらが優れているということではなく、柄の表現アプローチが全く違うということです。

ジャカード織りの技法で編んだニット地が本作です。TAKE&SONSでは、久々のニット製品が登場します。
本作において、ジャカード以外では柄表現は考えられず、その高級感のある佇まいは、スタイリングイメージに大きく影響するものだと思います。

BOILED WOOL JACQUARD HOODWARMER + TWEED FARMERS No,1 JACKET

ジャカード編機を使ってウールで小紋柄を編んでいくわけですが、今回はそのままでは終わらない。

チロル地方に見られる、伝統的な素材に圧縮ニットがあります。ボイルドウールとも呼びますが、素材を劇的に縮ませることで、糸密度を高くしたものです。圧縮工程を経て仕上がった素材は防寒性に優れつつもしなやかな触り心地が特徴です。

通常、ジャカードニットは無地のニットよりも肉厚になります。本作はそのジャカードニットに圧縮をかけているのですから、そのままではボリュームが凄いことになります。そこで、圧縮を見込んで薄く編み上げて、本作の触感まで仕上げたのです。このくらいが、ちょうど良い加減なのではないでしょうか。
とはいえ、その加減は難しく、いざ圧縮に入ると、その日の気温や湿度に影響されて圧縮のかかり具合が変わってくるのです。これは難易度が高い、、、職人の加減次第なのです。

本作の中で、唯一の縫い目がフードセンターです。
やはり地厚な為、縫代があるとゴロつき、仕上がりが美しくありません。そこで、難易度は上がりますが、断ち切りで縫製しました。

ニットを断ち切りで使用しているんです。
素材の圧縮率の高さが伺えるディテールですね。

マフラー部分の裾は “編み出し” をそのまま使用しています。
ここから全てはスタートしているんです。

BOILED WOOL JACQUARD HOODWARMER + BOILED WOOL JACQUARD SKIPPER

本作はフードを被っても、被らなくても、同様に “サマ” になるように設計しています。フードを被らない場合は、普通にマフラーとしてお使いいただけます。

ポイントはパターンの設計ですが、如何せん特殊な形状でして裁断効率が悪く、いわゆる “ロス” が多く出ます。しかし、着用時の安定感とその美しさは素晴らしいものがあり悩ましいところです。これはトレードオフの関係なのです。

ここまで追い込んだニットは、一般的なニットの概念を覆すものになるでしょう。そしてそれは、使用するウールの量からしても、非常に贅沢で貴重な製品だといえます。

商品名BOILED WOOL JACQUARD HOODWARMER
品番24310
価格¥33,000 (税込 36,300)
展開色グレー
ブラウン
展開サイズフリー
主要素材毛100%
原産国日本製

Brown / Gray

サイズ総丈
フリー135
単位㎝

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