
180 RIB PULLOVER SHIRT
「これは何だ!?」
未知との遭遇と言っては些かオーバーですが、これまでのシャツとは少し雰囲気が異なるようです。

何処となくカットソーにも似た不思議な佇まい。

本作の名前にもなっている『180』は肩傾斜のこと。
通常のシャツには人体に則した肩傾斜が存在しますが、本作には肩傾斜がありません。このこと自体、シャツの観点からすると、常識を逸脱した構造といえます。
アウトドアで使うシェルなどにはこの構造が見られます。腕の動作を妨げない構造として優れたポテンシャルがあるとは思いますが、シャツで使いこなすにはクリアしなければならないハードルがあるのも事実です。それは、シワです。肩傾斜分の余剰ボリュームが落ちてくることで発生するシワ量は、通常のシャツを遥かに凌駕します。これを上手く吸収できる素材とデザインが必要になると考えました。

このリネンウールは、ハリ感を伴った膨らみのある素材です。この原料特有の性能を損なわないために、強力な薬品などを使用せず、染色職人の手作業によって、生地に負担をかけずにゆっくりと時間をかけて仕上げられました。
こうして生まれたヴィンテージライクでナチュラルな風合いが、先ほどのハードルに対するある種の吸収力となったのだと確信しております。

フロントは同色の馬布で仕上げ、釦はシェルボタンを使用しています。貝といっても、海水貝ではなく淡水貝に拘っており、淡水貝特有の乳白色を好んで使用しています。色付きの釦は染色しています。

先程来、お話に出ているハードルへの対応策として、リブは有効でした。元々はデザインで取り入れましたが、リブで絞ることで、袖口と裾にもボリュームを持たせたのです。川上から川下までボリュームを配置できたことによって、フォルム全体が違和感なく調和されたのだと思います。

改めて見ると、やはり特異性が垣間見られるシャツだと思います。しかしながら全体として調和しているので違和感を感じません。決して奇を衒っていないその様相には、唯一無二の存在感があります。
製作を終えて「されどシャツ」ということを改めて感じさせられたのでした。
| 商品名 | 180 RIB PULLOVER SHIRT |
| 品番 | 25308 |
| 価格 | ¥36,000 (税込 39,600) |
| 展開色 | ナチュラル ブラック |
| 展開サイズ | 1・2・3・4 |
| 主要素材 | 麻87% 毛13% |
| 原産国 | 日本製 |

Natural

Black
| サイズ | 着丈 | 肩巾 | 袖丈 | バスト |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 69 | 55 | 57 | 116 |
| 2 | 71 | 56.5 | 58.5 | 120 |
| 3 | 73 | 58 | 60 | 124 |
| 4 | 75 | 59.5 | 61.5 | 128 |
- 多少の寸法差、および個体差が発生しますが、全て検品済みで許容範囲での変動であることをご了承ください。
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