2021 S/S Exhibition

眼前に広がる中庭が心地いい。


どんな演出よりも「緑 」と共にある。
それが TAKE&SONS にとって最高だと思う。

地元、三軒茶屋にて。

商店街の喧騒を横目に、小道に入ると会場はあります。
街の中心部に、こんな空間があったとは、、、
基本的には貸し出しは行っていないようなんですが「地元のよしみ」というやつで特別にお貸しいただきました。

オーナー様、ありがとうございました!
この場を借りて、お礼をお伝えさせていただきます。


やすらぎ / 自然の音 Star / Giuliano Sacchetto / 2016

無骨なコンクリートの壁面で会場は覆われています。
反対側は全面ガラス張り。
そこから覗く中庭は実に美しく、思わず時間を忘れてしまう、、、そんな錯覚を覚えるのでした。

2021S/Sシーズンは「Mountain Stream Fishing」から少し離れ「Field Work 」が色濃く表現されました。

それらは、様々な都会的な要素とミックスされることで『ヘビーデューティーと現代との接点』というT&Sの根幹部分に新たな表現を加えました。

フィールドの目的に沿ったウェアは、ストイックな世界観で表現されるべきだと考えます。

そこには 「本物」だけが持つ「迫力」が存在し、装いは極めて「男性的」なものになるでしょう。それが、エージングによって本来の佇まいとなった時、その洋服は完成するのだと私は考えております。

T&Sの洋服は、すべからく「フィールド」に根ざした何かしらの要素が存在しており「洋服が時を経て味わいを増すことで出来上がる佇まい」を完成形としてイメージし、制作しております。
それは、現代のトレンドとは一線を画すかもしれません。しかし、私はこう思うのです。

時代と逆流するかもしれないが
男が着るからこそ格好良い服を作りたい。

活動を開始して5年。10回目の展示会を迎えることができました。
これも偏に、お客様あってのことです。皆さまに支えられてTAKE & SONSは成長していけたらと切に願います。

最後になりますが、全てのお客様に感謝の意を。
皆様に、この場を借りてお礼をお伝えさせていただきます。


2020 / 9 / 4  TAKE & SONS  山沢


男女共にスタイリングが似てきている。

時代と逆流するかもしれないが
男が着るからこそ格好良い服を作りたい。

私は、ヘビーデューティーと現代との
接点を見出したいと考えています。