Side Air Intake Snorkel

それは、昨年夏の終わりのこと。
DEFENDER HD90とのお別れには心苦しいものがありました。

ディフェンダーは、主にホイールベース毎に3種類のボディに分かれます。短い方から90、110、130という具合に。しかしながらエンジンは同じことから、走行に関しては限りなく「90」に分がある。と私は考えます。

私にとっての90(ショートボディ)は至高の一品。例えるなら、クラシックカーに乗っているみたいに。
搭乗人員・積載量を犠牲にし、走行に特化した90は私には贅沢品だったのかもしれません、、、仕事では既に90のキャパシティを超えていたんです。そんなわけで、新たな相棒を迎え入れる必要に迫られること1年。この度、苦渋の決断をしたのでした。

新たに相棒を迎え入れたら、まずはスノーケルを付けなければなりません。
取り付けはドリルでネジ穴加工をし、スノーケルの装着面のガスケットを作ります。
サイドインテークですので、エンジンルームの加工もなく作業はスムーズです。

Defender110

ただ、サイドインテークのロールケージ装着車の場合、個人的に思い描く「理想的なスノーケル」が見当たらないんです。位置の関係で筒を捻る必要があり、一般的にはこの部分が蛇腹になるんです。つまり筒部分は3ピース構造になるのですが、これが個人的に嫌なんですね。
そこで、製作することができないか交渉を開始しました。全ては筒部分をワンピースにするために。

何せ、イギリスとのやり取りです。「この場面で拘ってて良いのか?」「そんな贅沢をしても良いのか??」

この先の長い「カスタムの道のり」を考え、自問自答しながらもやり取りは製作する方向に進行していきます。相手も職人なのでしょう、、、
段々と盛り上がっていくのがメールから感じ取れるほどで、ここで「考えます。」と言って身を引くのは、物作りのパッションとしては「ちょっとナンセンスかな、、、」

ここは勢いに任せて、、、

結果は、流石は本場の職人。
多少雑な部分はありますが、素晴らしいフィットです!

かくして2号目もディフェンダーとなったわけですが、70cm全長が伸びたのは積載量の関係で致し方ないと思っています。当初、ベンツW460と悩みましたが、どうやら私にはディフェンダーが合っているようです。

ディフェンダーに対する個人的な拘りは、コンピューターを積んでいない時代のもの。それを必須条件に、納得のいくものを1年近く探してもらい、この度 巡り会えたのは縁だと思っています。

これから時間をかけてカスタムしていきましょう。

最後になりますが、DEFENDER HD90の新しいオーナー様、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼を言わせていただきます。