1月中のこと。
2021A/Wシーズンの写真を撮るため早朝に出発。高速に入る手前、都内ではあられが降って焦りましたが、現地は快晴。
1月とはいえ、強い日差しです。上着を脱いで袖を巻くって、それでも汗をかくくらい。
アイキャッチ画像は日暮れのように見えるかもしれませんが、これも日中。
このような強い日差しの中で写真を撮ると、その光がレンズに入ってゴーストとフレアが発生します。
ちょうど下写真の波打ち際からソフトボックスにかけての緩やかに弧を描いた光の帯がゴースト。その周辺の白くコントラストが消えた部分がフレアです。
1月なのに凄く日差しが強かったんです。

撮影の最中に、新たな悩みが勃発!
それはモニターです。
移動が無い撮影では、PCを接続したテザー撮影を行なっています。
テザーの良いところは、データのバックアップと、何といっても大きな画面で全体の確認ができることでしょう。
ところがロケとなると、山を登ったり、岩場を往復し崖を降りて、、、なんてことがしょっちゅうです。重たいPCを接続させて持ち歩いている余裕はありません。そうなると、カメラの背面モニターに頼らざるを得ないのですが、これが悩みどころ。
開けた場所で強い光があると、もうお手上げ。全くモニターが見えないんです。
私がモニターに拘るのは、ファインダーでは分からない「ブレ」の確認をするためです。ところが肝心のモニターが見えないので、今回もモニターチェック無しで行わざるを得ませんでした。しかし仮に見えたとしても、背面モニターでは小さすぎて判別は難しいでしょうけどね、、、ほんの気休めです。
かくして、写真の仕上がりに不安を抱えながら撮影を行い、帰ってからPCで見て「ヤバッ」って思う「負のスパイラル」に陥るのでした。
後のまつりですが、背面モニターの輝度をもっと上げれば幾分かマシだったのかもしれません。しかし、それのためにバッテリーの持ちが悪くなるのも解せません。
そこで「負のスパイラル」からの脱却を図るために外部モニターを付けてみようかと思うのです。
つづく。