アメリカントラッドの世界には1型と呼ばれるモデルがあります。
ウエストダーツが無く直線的なシルエットを指してサック(麻袋)と人々が呼んだこのモデルの歴史は古く、1918年の「No.1 Sack Suit」にまで遡ることになります。
その後、日本においても60年代に流行したVANのジャケットもその範疇といえます。
T&Sではこれまでも1型に独自の解釈を加え、フルキャンバス仕立ての重厚なテーラードから超ライトウェイトの一重仕立てまで、シーズン毎に多種多様な作り方をしてきました。
今シーズンは、よりカジュアルな表現に加え、エージングを視野に入れた構築を行いたいと考えました。結果、従来のドレスジャケットの設計にカジュアルブルゾンの設計をミックスすることになったのです。
品番:21304
価格:¥39,000+税
展開色:ベージュ/オリーブ
サイズ:1 , 2 , 3 , 4
主要素材:ウールコットン(日本)
原産国:日本
| サイズ | 着丈 | 肩巾 | 袖丈 | バスト |
| 1 | 71 | 47 | 59 | 112 |
| 2 | 73 | 48.5 | 60.5 | 116 |
| 3 | 75 | 50 | 62 | 120 |
| 4 | 77 | 51.5 | 63.5 | 124 |
我々は「着こむ程に身体に馴染む」というワードをよく使います。これは、当社の製品のいくつかがエージングを前提としている為で、それはRugged Twill Work Jacketも然りです。
使用する素材はそれを体現するための重要な要素となります。
ウールコットンの太番糸を用いてラギットな表情を作ることは、原材料の性質からしても理にかなっていると思います。
例えば、ヨーロッパのヴィンテージワークウェアや、ミリタリーウェアにも同様の意匠を見て取れ、それらは今日では古着となり独特の存在感を放っています。これらは着込むほどに味わいを増す洋服達です。
そんなラペルジャケットを作りたかったのです。
↓ 次ページへ続く。
スタイリングアクセントを求めてTweed Strap Vestと合わせてみました。
私がイメージする今季のラペルジャケットスタイルはこんな感じです。
ベストの色はブラウン。オリーブのジャケットと合わせましたが、ベージュのジャケットとも相性抜群ですよ。
フロントは3ツ釦。
アメリカの「中2ツ掛け」に対し、T&Sでは「中1ツ掛け」を基本スタイルとします。これはVANが主流としたスタイルに由来し、私も憧れを持つ着こなしのルール。
小林 康彦さんは1977年に著書の中でこう仰っています。
「ヘビーデューティーを服装の体系として見たとき、驚くほどアイビー=トラディショナル体系に似ている。つまりヘビーデューティーのトラディショナルな部分はアイビー=トラディショナル体系のアウトドア部門、あるいはカントリー部門といえる。」
「ヘビーデューティーと現代との接点を見出したい」
それがT&Sのテーマでもあります。そんな我々のラペルジャケットがアメリカントラッドの1型を原型としたのは必然といえるのではないでしょうか。
- 多少の寸法差、および個体差が発生しますが、全て検品済みで許容範囲での変動であることをご了承ください。
- HPに掲載されている写真はサンプル時点のものです。予告なく、多少の修正が入る場合がございます。
- お使いのモニター環境によって、色の再現性が異なる場合がございます。

