Huntingシーズンも終わり、これから暫くは射撃場で粛々と練習かな。
その前に「山に持ち込んでいた物をメンテナンスしなければならない」と思い立ち、ふと気付いた事があります。
ガンロッカーに置きっぱなしの遠射用の銃にスコープを付けなければならなかったのだ。
仕事が忙しく「後回し」にしていたおかげで昨年稼働日数0日。この銃をなんとかしなければならない。
まずはスコープを乗せる「レール」の取り付けから。
「Picatinny rail」です。
元々は、アメリカ陸軍ピカティニー・アーセナル兵器製造所が考案した物です。
ここは絶対に緩まないようにロック材を使用してネジを固定させます。
次に、スコープリングを載せますが、今回はスコープに合わせて「WEAVER」のリングを使いました。
これに限らず制度はイマイチ。アメリカ製ですしね。
バリ取りをしなければなりませんし、リングを水平にする必要があります。
この時、役に立つのが上写真の道具。
バリ取り専用コンパウンド付きの一式で、名前は分かりませんが、渋谷銃砲火薬店さんから借りてきたものです。これ凄いです!作業中カスが出るので、機関部を養生して作業をします。
まず、Bore Sightingから。
この時、ある程度の距離を必要とする関係で窓から外をスコープ越しに見ますが、誰かに見られたらアウト。狙撃と思われないように注意が必要だ。そうでなくともスコープ越しなので「のぞき」と紙一重の状況に陥っているのだ。
次は、実弾を使った最終調整となります。