Impact Pad / Shooting Vest

これは射撃をするからといって、必ずしも必要なものではありません。
ファッションの観点からは確実に不必要でしょう。

ですので、この「Impact Pad」は製品には付属していません。
DIYで作りましょう!


まず、射撃時の衝撃を和らげるものとして「ガンパッチ」があります。
ここには既に、一般的な射撃ベストほどのパッドが既に縫い付けられています。

今回はその裏側にある「ポケット」に入れる「Impact Pad」を作ってみます。

① 東急ハンズなどで売っている衝撃吸収材を購入します。
厚みは主に3mm、5mmがあり、硬さも幾つか種類があるようですが、実際にポケットに入れる際は片方を差し込んでから、もう片方を差し込む必要があるので適度に「しなる」ゲルが良いかと思います。
私は木原産業株式会社さんの「スーパーゲル」3mmを購入してみました。

② ポケットに合わせて適当な紙でパターンをとります。
右写真の状態。ゲルの厚みを考慮して少し小さいパターンにしてください。
今回は外周を3mm程内側に小さくしています。
*ストックが当たる部分だけですので小さく感じるかもしれませんが、これで十分です。

③ パターン通りにカットします。
ゲルにはシートが貼られています。このシートがないと綺麗にカットできませんので、シートのままカットします。
パターンは裁断中にズレると厄介ですので、ゲルに貼られたシートを少しめくって、ゲルに直接パターンを乗せてからシートを元に戻して鋏で裁断しました。

④ 苦肉の索 , 1
右写真の状態。これは材質によっては必要の無い工程になります。
ゲルの裁断後、シートを剥がすと柔らか過ぎてポケットに入ってくれませんでした。そこで、簡易的にラッピングをしました。これで少し硬くなります。

⑤ 苦肉の索 , 2
ラッピングをされる場合は、差し込む先端を最初に折り込んでおくと、ポケットに差し込む際にラップが不意にめくれないので良いかもです。
分量が多すぎるラップは適度にカットしてください。

⑥ Impact Padの挿入
挿入する際は「上」から入れた方が良いかと思います。


実際に射撃してみたところ「お手製 Impact Pad」の効力は絶大でした。
もちろん衝撃はありますが、全く気にならなかったです。

これは体型も関係していると思うので一概には言えませんが、私は「ここまでしなくても問題無いな」と思うくらいでした。標準のガンパッチがちゃんと機能を果たしているんだと思います。

よかったら参考にしてみてください。

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