先日より、Heavy Jacket以外の2017秋冬の商品が店頭に入っています!
皆さま、是非ご覧くださいませ。
また「この商品はどこで買えますか?」などのご質問は、当サイト『Contact Us』よりお申し付けください。時折り遅くなる場合もございますが、できる限りの速度を持ってお返事させていただきます。
そして、ここのところやたらと集中していたのが2018春夏展示会に向けたサンプル製作です。
今年は、私の仕事と会場の都合等々の理由で、展示会時期が昨年より少々遅れます。
「時間があれば余裕ができて良いでしょ?」とはいかないもので、各工場さんには大変なご苦労を伴うT & Sのサンプル縫製を、今現在、行っていただいております。
「大変なご苦労」とは、T & Sのディテールからくるものです。
皆さまご存知の通り、T & Sの縫製は簡単に言うと「面倒くさい」のであります。この面倒くささ故に、国内での縫製を断られ続け、一時は国産を諦めていた時期もありましたが、この2017秋冬より、本格的に国産化を実現してきました。
とはいえ、国内であればどこでも良いわけでもなく、やはり「技量」が伴う先でなければいけません。
Heavy Jacketの一連に関しては「あまりにも多いパーツ数」と「手作業の多さ」や「構造の複雑さ」から現在においてもなお、中国にて「Atelier Made」されています。
「Atelier Made」とは、「工場」のようにラインになっておらず、熟練の職人達によって手作業で組み立てられていることを意味し、究極的な「作り場」として、私が惚れ込んでいる場所です。
先日、そんな国内工場さんの中で、今まさにサンプル縫製をしていただいている現場に行ってきました。
東京から関越自動車道で向かった先は新潟県「長岡市」です。
アイキャッチ画像は群馬県利根郡「みなかみ町」周辺。目の前の山々の先には谷川岳が聳え、およそ10kmにわたる関越トンネルを抜けると新潟県南魚沼郡「湯沢町」に入ります。長岡市はまだまだその先。
工:「縫い方がわからん!」
T:「私も、自分でやっていてわからなくなります。すいません複雑で、、、」「ちょっと、ここ解きますね」
といった具合に、現場が混乱しています。これはマズイ!
一つずつ説明をさせていただき、解いては縫い直すこと数時間。
工場の皆さま、ご対応いただきまして本当にありがとうございました。
2018春夏のラインナップは、お盆休みにかけて随時、当HPにてアップしていきます。
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