「4×4」らしさとは??
きっと、人それぞれいろんなイメージがあると思います。
私にとってスノーケルは、その代表格と言っても過言ではありません。
エアインテークであるスノーケルは、エンジンのエアフィルターにダクトを装着し、それをウィングサイドまで伸ばし、ボディに開けた穴からルーフトップまで立ち上げます。
その佇まいは子供の頃に海で遊んだスノーケルとうりふたつ。
これで水中走行が可能に、、、という訳にはいきません。
本来は、より高い所から吸気することで、砂埃などを避けクリーン吸気を行う為のもののようです。
埃はエンジンの過剰燃焼を引き起こしエンジンそのものを焼損させることから、アメリカの長距離トレーラーなんかに搭載される装備となっているようですね。
なのでスノーケル単体では、ディープウォーターよりも砂埃に対応したものらしいです。
「必要か?」と問われれば「無くても支障のない代物ですが、必要不可欠なんです!」と答えるでしょう。洋服もそうですが、往々にして「スタイリング」とはそういうものかもしれません。
実際に潜る為には「ウェーディングキット」を装着したいところです。
ミッションのブリードチューブをスノーケルの吸気口まで延長することで、潜水を可能にします。
かつて、世界一過酷なラリーレイドと言われた「Camel Trophy」のワンシーンです。
写真手前の黒い箱がヒーターインテーク。
写真奥のスノーケルがエンジンのエアインテーク。
DEFENDERは本当に面白い車で、カスタムするのに飽きません。
しかしながら、取り寄せた部品が一度たりともそのまま付いた事が無いのも事実。
毎回、ワンオフでパーツを製作したり、加工したりで四苦八苦しています、、、きっと、それが前提なんでしょうね。イギリスでは。
日本がきっちりしすぎなのかもしれません。
毎度難解な作業を楽しんでくれるBellisさん、ありがとうございます!