MOB 001 / MOB 002

「T&S journal」では「TAKE & SONS」を着た“人”が自分のフィールドで生き生きとしている様を追っかけてみたいと思う。いずれ私のハンティングもここで取り上げてみたいものである。

 

そんな「T&S journal」の2話目となる今回は、展示会時期になると当ブログに必ず登場するMOBのお2人にフォーカスを当ててみました。
MOBは、造作を含むビジュアルデザイン全般を行い、チームランサーとして活動している2人組。もちろんT&Sのユーザー様だ。

そんな彼らの仕事場にお邪魔してみました。

MOBにはそれぞれにコードネームが存在する。
左が「MOB 001」で右が「MOB 002」

 

MOB 001

「店舗のビジュアル造作は木が加工しやすくていい」
普段は電気工具を使うが、場合によってはノコギリの方が良いみたいです。
彼にとっては簡単な作業だ。

特殊な加工用塗料の選定をする横顔は真剣そのもの。
マジな顔がカッコ良いです!

MOB 002

以前、私が出入りさせていただいていた会社での出来事。
上のフロアで「バキッ」「ガシャッ」と何かを激しく叩く音がうるさくて仕事に集中できない。
様子を見に上がっていくと、そこにいたのが彼でした。
“味出し加工”と称し、板にチェーンを叩きつけていた時の鬼の形相が忘れられない、、、


Mud Dyed Angler Jacket』をワンサイズアップで着る。
肉厚のパーカーをインナーに着込んでいます。このパーカー、首元の擦り切れた感じが良いですね。
パンツはジャケットのボリュームに負けないほどの迫力があるコーデュロイの太パンツ。裾は断ち切りで少し解れ気味。パーカーとディテールを合わすあたり上手いですね。
そして足元はサンダル、、、12月に「えっサンダル!?」
良く見るとmont•bellの文字が。ここでアウトドアブランドを差し込んでくるとは流石です。

スレンダーな彼は『Waxed Cotton Hunting Jacket』を着ている。レイヤードスタイルが得意の彼ならではのインナーコンビネーションだ。ジャケットから飛び出しているシャツの丈は、実に今っぽいバランスだと思う。
足元はL.L.BeanのHunting Shoesだが、良く見るとソールをVibramに張り替えている。きっと私が持っているブーツよりも履きやすいのだろう。
また、Hutもリボンの形状からしてBorsalinoかと思われますが、ブリムの特徴からして「JEWISH HAT」かと、、、いずれもレアな珍品です。


 

MOBのスタイリングは、個性が際立つ着こなしで斬新でした。
T&Sのジャケットに、アウトドアで使っているアイテムを組み込みながらも都会的に、個性的に着こなしている彼らのスタイリングに新たな発見がありました。

服は自由なものです。
決まりなんてありません。自分が気持ち良かったらそれで良いのです。

野外で、ある時は都会で。
皆様のフィールドライフのお役に立てたなら幸いです。

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